ファシリテーター
出井 晶子 (理化学研究所)
西垣 敦子 (シオノギテクノアドバンスリサーチ株式会社)
和田 玲子 (アステラス製薬株式会社)
参加者
26名 (ファシリテーター3名を含む)
概要
SIG2は「Advanced Screening Strategy」をテーマとし、スクリーニング経験者やアッセイ系構築立案経験者を対象として開催しました。企業77%, アカデミア23%の構成で、薬効評価やHTS経験者が最も多く、ADMET、創薬化学、管理系といった様々な経歴メンバーに参加いただき、日頃の悩みや課題などの意見交換を行いました。事前アンケートから対象とする評価系は低分子が最も多く、中分子、核酸、ペプチドといった幅広いモダリティのセルフリー・細胞アッセイを実施されておられました。また、3D培養やハイコンテントアッセイ実施(経験)者もおられました。課題としては再現性が高頻度で回答いただきましたが、経験年数によって課題内容の傾向がみられ、初心者は手順や目の前のケーススタディ、ベテランはヒット選抜、HTSや高次評価との妥当性、自動化など戦略に関する違いがみられました。
【主な議論内容】
- 評価に適切な材料選択基準:細胞(大量ストック、複数ロットのブレンド、FBS非働化実施の有無、由来など)、オルガノイド(品質担保)、タンパク質 など
- スクリーニングカスケードの組み立て方(カスケードの決定者、戦略期間、アッセイ系の組み合わせ、ヒットの質、クライテリア、核酸などのモダリティと低分子とのカスケードの違いや最適化の重要ポイント、他)
- In vitroとin vivoのブリッジング(オルガノイドのスクリーニング、ADMEデータなどの多面的な評価)
- 高次培養モデルや高難易度アッセイ精度の確保(再現性、コスト、品質担保、高次モデルの利点、他)
- 機器・分析技術の最新動向共有
事前アンケートでSIG参加目的として「新しいアッセイ系の情報収集」を挙げる方が多かったのですが、今回のディスカッションの中では機器や分析技術のトレンドを議論する範囲に留まりました。ラップアップでは、様々な立場や経験を持つ方からのリアルな課題について意見交換でき有意義であったとフロアからの声をいただくことができました。
【SIGの流れ】
- 【オープニング】
- 【アンケートフィードバック】(15分) ここまでランチを食べながら実施
- 【休憩】
- 【自己紹介】(40分)本日議題にしたいことを各々発表し、実施評価系やおすすめ機器の紹介にも話題展開
- 【ディスカッション】途中休憩挟み、約100分
- 【フロアラップアップ】(10分)
- 【クロージング】
