発表者

タイトル

物理化学解析に関するアッセイ系の構築や解析例　～いかにしてデータを出したか～

要旨

低分子薬剤探索において、物理化学測定（Biophysical analysis）を活用したスクリーニング、ヒットバリデーション、ヒットtoリード、オプティマイゼーションは、標的分子に対する化合物結合の“質”を評価する上で、有効な手法になりつつある。しかしながら、すべての標的分子に対して物理化学測定が適応できるわけではなく、また各解析条件も標的分子に応じて多種多様である。本発表では、我々が取り組んでいるいくつかの標的分子に対して、代表的な物理化学解析技術（SPR, ITCなど）に関するアッセイ系の構築例や解析例を紹介する。