演題
Dotmatics – スクリーニング業務のための統合インフォマティクスソリューション
講演者
三浦宣夫、ゾルト・レプ
要旨
スクリーニング試験を実施・評価するワークフローは、多様なデータ集約かつ多面的なプロセスが必要です。 さらに今日の研究プロジェクトでは国境を越え、研究機関の共同ネットワークを通じて実施されることが多くなってきています。
しかし、多くの研究機関ではデータがアクセスや結合が難しいサイロ化されたデータベースに保管されているため、分析や視覚化ツールには特別なスキルセットが必要であり、デザインツールは科学者が日常的に使用するラボシステムとは切り離されています。
Dotmaticsソフトウェアスイートは、これらの問題に対処し、低分子および生体高分子の登録および在庫管理、スクリーニングデータ分析および視覚化からマルチスクリーニングヒットプロファイルまでのスクリーニングワークフローのあらゆる段階でのニーズを満たす、シームレスに統合されたインフォマティクスソリューションを提供することを目的としています。
分子生物学者は、分子生物学者が実験を電子ラボノートに記録し、DNA、RNA、タンパク質、抗体、ADC、プラスミド、細胞株、およびユーザー定義の様々なエンティティ記録し、これらのエンティティ間の関係を記録するためにBioregisterを使用することができます。 また、ユーザーはこれらのすべてのエンティティのサンプルを記録し、ベクターをクローン化し、精製および発現情報を管理し、タンパク質生産プロセスを管理することができます。
スクリーニングの研究者は、プレートおよび非プレートベースのアッセイ、標準およびカスタムアッセイプロトコール、カーブフィッティング、プレートリーダーおよびプレートレイアウトの分析プロトコルを定義できます。 このソリューションは、ハイコンテンツスクリーニングや時系列データの処理などの最新技術をサポートするために集中的に開発されています。
私たちのセミナーでは、シームレスに統合されたソフトウェアが、実験全体のワークフローに必要な時間を大幅に短縮する方法について概要を説明します。