(1)細胞培養、スケジューリングソフトウェア、ラボオートメーション、インテグレーションサービス
時間
13:00 ~ 13:40
要旨
ローツェライフサイエンス株式会社はお客様の要望に合わせ、細胞培養やラボオートメーションに関わる機器やソフトウェアの提供とインテグレーションサービスを提供しています。
また昨年度より、米国BioSero社とパートナリングし、アジア地域におけるGreen Bottom Go(GBG)スケジューリングソフトウェアの販売・開発・サポートを行っています。
以下、一部製品の紹介です。
CellKeeper120
自動培地交換機能付きCO2インキュベータ(プレート収納枚数120枚)です。培養ユニット、培地交換ユニット、搬送ロボットにより構成されています。
複数枚のヒーターパネル毎の温度制御とともに、独自のシャッター機構によりプレート搬入出をロボットが行う事で、培養室内環境を一定に維持します。また、培養庫内の滅菌は125℃の乾熱滅菌が可能です。
CellKeeperII 48 Plus
自動培地交換機能 & 細胞観察機能付きCO2インキュベータ(プレート収納枚数48枚)です。培養ユニット、培地交換ユニット、観察ユニット、搬送ロボットより構成されています。 4種類までの培地をセット可能で、培地交換を行うとともに、指定したタイミングで撮像も行えます。日々の繰り返し作業や週末のワークからから解放します。
Green Button Go
GBGは様々なバイオ機器(300機種以上)をフレキシブルに接続し、ワークプロセスを統合的に管理できるリアルタイムスケジューリングソフトウェアです。ドラッグ&ドロップによる直感的な操作、各プレートに対するワークフローをマニュアルから全自動に至るまでダイナミックに管理します。更に、ラボの上位環境への統合、AIソフトの連携等々次世代を見据えたアーキテクチャーによりアップグレードパスを実現します。
MIU-LITE
既存施設内に設置可能な陰圧クリーンブースです。ブース内の換気回数20回/時間を達成しながらブース内圧力を-5Pa以下に維持します。ブース内への空気取り込み、排気共にHEPAフィルターを介し行う事でブース内外の汚染を排除します。ヒト由来細胞を用いたアッセイ系の実施や、動物実験等を既存ラボの空調や構造を改装することなくラボ環境を容易に変更できます。
(2)自動培養装置とイメージングによる安定的な細胞培養系の構築を目指して
時間
13:50 ~ 14:30
要旨
自動培養装置とスケジューリングソフトウェアGBGの紹介
現状の細胞培養の課題と画像解析技術による細胞品質評価
演題1:「細胞培養と細胞アッセイ-自動化と課題」
概要: GBGは様々なバイオ機器(300機種以上)をフレキシブルに接続し、ワークプロセスを統合的に管理できるリアルタイムスケジューリングソフトウェアです。再生医療から創薬スクリーニングまで、細胞培養プロセスの自動化に関し紹介します。
演題2: 画像取得・解析技術による細胞品質評価
演者:株式会社ニコン
概要:培養している細胞の状態を適切に評価するための解析技術として、画像解析技術が注目されています。現状の手による細胞培養の課題と、全自動培養システムのなかで、画像解析がどのように役に立つのかを実際の事例、データをもとに分かりやすくご紹介します。