ファシリテーター

下田 嵩央 (旭化成ファーマ株式会社)
谷村 美幾 (塩野義製薬株式会社)
田邊 賢司(東京女子医科大学)
 

参加者

24名

概要

本ワークショップでは、これからHCSに関わろうとする初学者の方から、長くHCSを使っている上級者の方を含む全てのレベルを対象に、“HCSの裾野と可能性を広げる”ことを目標に議論を実施した。
当日は、まず事前にアンケートで募集した5名の方にライトニングトーク形式(発表・質疑含めて10分程度の短い時間)でそれぞれ話題提供をして頂いた。内容は初学者のHCSの測定・解析に関する悩みから、上級者のHCS活用方法に至るまで幅広い内容だったが活発な質疑が行われた。実際に使うユーザー側だけでなく、ベンダー側との意見交換も活発に行われ、双方向のディスカッションを行う事ができたことが大変好評であった。
このライトニングトークは今回のワークショップで新たな試みとして実施したが、参加者の方々から積極的に参加してもらうことで活発な議論が出来ることを狙い、期待通りの結果となった。初学者の方も発表していただいたことは、続くディスカッションパートでも活発な討論が行われる下地になったと感じた。
後半では参加者24名が4つのグループに分かれてグループディスカッションを行った。ライトニングトークで話題提供をした方々とファシリテーターがそれぞれのグループに割り振られ、残りの参加者は話したいグループに自由に移動して議論を行った。各グループでは前半の話題提供に関する話から、それぞれの参加者が抱える困りごとなどを含めて自由議論を実施した。最後に各グループで盛り上がった話題について全体で共有した。ディスカッションでは”Cell Painting”, ”CellProfiler”, ”明視野撮影”, “機械学習”などが共通のキーワードとなっていた。ここで上がったキーワードに関しては、今後のスクリーニング学研究会のワークショップで取り上げる題材として検討していきたい。