Laboratory automation
- 最新の自動化制御ソフトウェアとシステム導入から実際の運用事例について
開催趣旨
効率よくかつ、再現性の高いスクリーニングを実施するには、評価系等の実験の自動化が必要不可欠になります。本チュートリアルでは、自動化システムの導入における必要なポイントやコツ、スムーズに運用を進めるために重要な点について学ぶことにより、参加者の方に自分の置かれた環境に適した実験自動化に関わる基礎知識を共有していただくことを目的として開催いたします。
昨今の実験自動化は、従来のHTSに関わる化合物管理やアッセイから培った技術を発展させ、遺伝子研究、蛋白生産、iPS細胞などの次世代細胞研究など、低分子創薬だけでなく新たなモダリティ創薬研究における多検体処理などの幅広い分野に展開されています。これは、ロボットの技術の進化だけでなく、各装置を制御するためのソフトウェアが進化してきており、スケジューリングの精度やワークフローのフレキシビリティなどが高まることで実現可能となってきていることが背景にあります。
本チュートリアルでは、各企業の皆様に講師としてご参加頂き、最新の自動化制御ソフトウェアについての特性をご紹介していただくとともに、各ユーザー様により、自動化システムの導入背景から実際の運用事例をご発表していただくという構成に致しました。
実験自動化をこれから始める方、自動化システムの構築について基礎から改めて学んでみようという方、多様なトラブルで悩んでいらっしゃる方、実際に使用していて生じた疑問、課題を持たれている方など、多くの方のご参加をお待ちしております。
参加者の皆様には事前にアンケートを実施し、日頃疑問に思われている内容を募集します。頂いた疑問は講師の皆様にお伝えし、該当する講演内容に反映させていただきます。
本チュートリアルを実りあるものにするため、参加登録の際にはアンケートへの回答をお願いします。
アンケート集計の都合上、9月22日(木)(受付は終了しました)を登録、回答の締切日と致します。
【重要】登録頂きました氏名・所属は取りまとめ後、参加者リストとしてチュートリアル講師に提供いたします。なお連絡先情報は研究会運営のため研究会事務局にて管理し、事務局からの連絡、スクリーニング学研究会主催・共催のセミナー等の案内に利用いたします。事前の承諾なく個人情報を第三者に提供することはありません。
テーマ |
Laboratory automation - 最新の自動化制御ソフトウェアとシステム導入から実際の運用事例について |
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主催 | スクリーニング学研究会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
共催 | 東京大学創薬機構 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日時 | 2022年9月30日(金) 13:00 − 17:05 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
場所 |
Zoom webinarによるオンライン開催 (配信会場 東京大学創薬機構、9月28日に接続linkを連絡予定) |
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プログラム |
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参加費 | チュートリアルの参加費は無料 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参加資格 |
製薬企業、アカデミアで研究部門に所属されている研究者限定といたします。 ベンダー様のご参加はご遠慮ください。 ※1社で複数の方々から申込みがある場合調整させて頂くことがあります。 |
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定員 | 100名(定員になり次第締め切ります。) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参加方法& アンケート 連絡先 |
リンク先にアクセスし必要事項、アンケートをご記入の上お申込みください。 リンク先にアクセスできない方は、氏名、所属、連絡先(E-mail アドレス)を明記の上、スクリーニング学研究会事務局にご連絡ください。 スクリーニング学研究会事務局(このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。) |
プログラム要旨
ベックマン社 オートメーションシステムとSAMI制御ソフトを用いたin vitro評価の取り組みについて
塩野義製薬株式会社 高橋 扶美代
多様なin vitro評価が求められている近年において、それらに柔軟に対応すべく、新規導入したBeckman社自動化システムについて紹介する。
Biomek/SAMI EXソフトウェアによるEchoシリーズを含めたシステムの効率的なスケジューリングおよびBiomek i-シリーズ、Beckman Connectのご紹介
ベックマン・コールター株式会社 樫森 啓真
システムが大きくなるにつれてアッセイメソッドの構築は複雑で煩雑になりがちです。自動分注装置Biomek i-シリーズ、アコースティックリキッドハンドラーEchoシリーズをBiomekソフトウェアとSAMI EXソフトウェアを用いてコントロールすることで、メソッド構築を簡単かつ短時間で行うことが出来、効率的な運用とコストダウンが図れます。弊社がご提供するリモートサポートに加え、先進のハードウェアとソフトウェアの特長をご紹介します。
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Introduction of Chugai Dual inSPIRE Screening System
中外製薬株式会社 沼澤 香穂里
中外製薬では完全自動化によるスループット向上とモダリティ多様化への対応を目的としてデュアルinSPIREスクリーニングシステムを導入した(第11回スクリーニング学研究会WS話題提供)。本チュートリアルではinSPIREに搭載したThermo Fisher製スケジューラーソフトMomentumを中心に、中外での導入の背景と選定ポイント、導入後に達成できたこと、苦労したことを紹介する。
ThermoFisher社ダイナミックスケジューラーMomentumとオートメーションシステム
エムエス機器株式会社 藤本 創
ビギナーからエキスパートまで幅広いユーザーにフィットするMomentumスケジューラーソフトウェアと 新たに実装された新機能や今後の展開についてご紹介致します。
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ラボオートメーション用ダイナミックスケジューラーGreen Button Goのご紹介
ローツェライフサイエンス株式会社 浅野秀光
本チュートリアルでは、米国Biosero社製のラボオートメーション用スケジューリングソフトウェアであるGreen Button Go(GBG)の基本機能と特徴について、実ソフトウェアによるデモを交えて紹介させて頂きます。特に、GBGの特徴であるダイナミックスケジューラーの動作原理を説明した上で、本スケジューラのもつメリットとデメリットをできるかぎり中立な視点から解説させて頂きます。
Green Button Goソフトウェアを活用した全自動細胞アッセイシステムScreening Stationの紹介
アステラス製薬株式会社 生田目一寿
アステラス製薬では、全自動細胞アッセイシステム「Screening Station」を構築した。 本ラボオートメーションシステムは、Green Button Go ソフトウェアにより制御されており、導入のコンセプト(全自動化、フレキシビリティ、エラーリカバリー)及びシステムの仕様やワークフロー等について紹介する。