2016/12/26スクリーニング学研究会 事務局

開催趣旨

 今回のチュートリアルでは近年注目されている三次元細胞培養の利用について取り上げました。この技術はin vitroとin vivoの中間を担う細胞培養技術として重要ですが、三次元細胞培養技術を使ってスクリーニングをこれから実施する研究者にとっては、培養デバイスの選択と評価系構築や解析手法の習得が必要になります。そこで本チュートリアルでは複数のベンダー企業の皆さまに講師として参加頂き、スフェロイド培養プレートの基本技術や選択、また、評価系構築における注意点や二次元培養細胞とのアッセイデータ比較など基礎編としてわかりやすい講習内容を準備いたしました。また、東京大学創薬機構・今村氏から複数の三次元細胞培養プレートを使ったスフェロイド培養実施例の紹介、三次元培養技術の課題や活用法について報告頂きます。
 三次元細胞培養に関わる企業の講演と実際のデータを中心に参加者の皆さまと情報共有する場にしたいと考えておりますので研究者の皆様の参加をお待ちいたします。

テーマ 「三次元細胞培養 -基礎編-」
主催 スクリーニング学研究会
共催 東京大学創薬機構
日時 2017年1月20日(金) 13:00−19:15
場所 東京大学薬学部本館 5階W5セミナー室
http://www.ddi.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/themes/ddi/doc/W5_access_map.pdf
プログラム
13:00  本日の内容紹介
13:10 「三次元細胞培養プレートを使ったスフェロイド培養について」 
東京大学創薬機構 今村理世
13:50 「スフェロイド染色と解析の実例」
サーモフィッシャーサイエンティフィック (株) 小山良代 
14:20 「ハンギングドロップ法と三次元での撮像・解析」
(株) パーキンエルマージャパン 塩田 良
14:50 「簡易的明視野細胞スキャナによる三次元細胞の評価方法」
(株) SCREENホールディングス  大西一雄
15:20 前半の質疑応答
15:30 休憩
15:40 「3D抗がん剤スクリーニング事例」
ORGANOGENIX (株) 伊藤学
16:15 「磁力を利用した3D細胞培養」
Nano 3D Bioscience Inc. Glauco R.Souza
(Webinar形式、 協力(株)グライナー・ジャパン)
17:00 後半の質疑応答及びまとめ
17:15  懇親会 (19:15終了予定)
参加費 講習及び懇親会の参加費は無料
参加資格 大学、製薬会社、公的研究機関で研究に従事されている方
※1社で複数の方々から申込みがある場合調整させて頂くことがあります。
定員 30名(定員になり次第締め切ります。)
参加方法&連絡先 氏名、所属、連絡先(E-mailアドレス)を明記の上、下記までお申込みください。
スクリーニング学研究会事務局  櫻井 健吾(kengo.sakurai◎gr.tsubakimoto.co.jp)◎をアットマークに替えてください。