横河電機株式会社テクニカルセミナー
日時2022年11月24日 13:30~
会場タワーホール船堀 302号室
参加費無料
プログラム
13:30-14:00、16:00-16:30(同じ内容となります)
演題:
ハイコンテントアナリシスとサンプリングを同時に実現する新たなソリューション
演者:
横河電機株式会社ライフ事業本部マーケティングセンター 居原田
要旨:
Single Cellome™ System SS2000は共焦点顕微鏡で観察しながらガラスチップにより標的とする細胞や細胞内成分をサンプリングします。インキュベータ機能を搭載しており、長時間のタイムラプス観察や機械学習、ラベルフリー解析も可能です。イメージング解析結果から標的とする細胞や領域を自動で選択することも可能です。ライブセルイメージングしながらサンプリングできるため、薬剤添加後に特異的な挙動を示す細胞からサンプリングすることや、細胞内の特定の領域をサンプリングすることで薬剤の細胞内局在や代謝レベルなどを解析することが可能です。特定のオルガネラや癌細胞に隣接する細胞を狙うことができるため、未知の細胞機能や病気のメカニズムの解明、バイオマーカー探索などにも貢献します。SS2000がこれまで不可能だった研究を実現します。
16:30-17:30
演題:
アステラス製薬のiPS細胞創薬自動化の取り組み
演者:
アステラス製薬株式会社 開発研究ディスカバリーインテリジェンス
アドバンスモデリング&アッセイ研究室 生田目 一寿先生
要旨:
iPS細胞をはじめとした細胞の操作には、熟練した研究者の経験・観察眼が必要である。しかし、熟練者の数は限られており、さらに熟練の経験者にもヒューマンエラーが起こる可能性や稼働時間に限界があります。こうした課題を解決するために弊社は、「Mahol-A-Ba (まほらば)」プラットフォームを導入した。これは、細胞培養・分化の作業を担う「匠の腕:LabDroid「まほろ」」と、分化した細胞の活性や薬理作用の評価を担う「匠の眼:Screening Station」の二つのロボットシステムから構成される。これらを用いて研究者、AI、ロボットの協働による創薬研究の加速化を目指しており、事例を交えて紹介する。
申し込み専用ページ
https://lifeinnovation.yokogawa.com/screening2022