タイムスケジュール
13:30~14:20 演題①マイクロウェルプレートのエッジ効果に対するインキュベータの評価
14:30~15:20 演題②Green Button Goチュートリアル
15:30~16:20 個別相談会 (1)
16:30~17:20 個別相談会 (2)
マイクロウェルプレートのエッジ効果に対するインキュベータの評価
演者
ローツェライフサイエンス株式会社 研究開発部 部長
大阪大学大学院工学研究科 招へい准教授
幡多 徳彦
要旨
インキュベータでのマイクロウェルプレートを用いた実験では、プレート辺縁部のウェルから培地や試薬などのサンプルが蒸発するエッジ効果の軽減・防止が課題となっています。エッジ効果によるサンプル蒸発は、実験の再現性や精度に大きく影響し実験効率を低下させる大きな要因となっています。さらに培養細胞を用いたスクリーニングでは、細胞の増殖だけでなく細胞挙動や代謝に対しても影響を与えます。 そこでエッジ効果によるサンプル蒸発について、インキュベータにおける要因を明らかにしエッジ効果の軽減・防止を目的とした評価実験を実施しました。ローツェライフサイエンス(SCALE120、CellKeeperⅡ)と他社の一般的なインキュベータを用いて、インキュベータの加湿方法や循環ファンの有無、プレートの出し入れ操作などについて、384と1536のマイクロウェルプレートにおけるサンプル蒸発の影響評価を行ったのでご報告いたします。
Green Button Goチュートリアル
演者
Biosero,Inc.
Applications Manager
Donald Chow
要旨
Green Button Go(GBG)は、200機種を超える各社バイオ装置をサポートするBiosero社製のラボオートメーション用スケジューリングソフトウェアです。GBGではドラッグ&ドロップによる直感的な操作で各装置をレイアウトし、各プレートを並列処理するワークフローを簡単に作成・編集できるため、従来のスケジューリングソフトウェアと比較して自動化プロセスの作成期間を大幅に短縮し、多様なプロセスの迅速な自動化を実現します。 本チュートリアルでは実際のGBGを使用して、ワークセルとワークフローを作成した上で、GBGの持つシミュレーション機能による自動実行処理をデモします。また、このデモを通して、GBGの持つエラーハンドリングや統合型分注機制御などの各種機能についてご紹介します。
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