第10回スクリーニング学研究会は終了致しました。
多数のご参加ありがとうございました。

   

         

1. 自動分化培養システムによる疾患iPS細胞を用いたPhenotypic screening

【演者】

京都大学 iPS細胞研究所
創薬技術開発室 
西 洋平 先生

【要旨】

創薬ターゲットの枯渇等による創薬生産性低下に対する一つの回答として、Phenotypic screeningが注目されている。特に、疾患iPS細胞を用いたPhenotypic screeningは、より臨床に近いPhenotypeをペトリ皿上で再現できるプラットフォームとして進化しつつある。

我々 CiRA 創薬技術開発室では、より有効かつ効果的にPhenotypic screeningを実施するには、どのような技術・know-howが必要なのかを日々探求し、改善に取り込んでいる。 具体的には、Phenotypic screeningに適したiPS細胞のクローンをHigh throughputに取得する方法、iPS細胞から簡便かつ短時間に目的の細胞へ分化させる方法、大量かつ均一に分化細胞をロボット等で自動分化させる方法、HCA機器のAI機能等を用いた細胞の評価などを確立することに取り組んでいる。

本講演では、我々が最近導入したBiomek i7を中心とする自動分化培養システムについて、そのコンセプトや特徴について説明しつつ、疾患iPS細胞を用いたPhenotypic screeningを実施する際に、どういった点が重要でまた気をつけるべきかについてお話したい。

 

2. アコースティックサンプルマネージメントEcho 655T及びAccess SRS/DRSのご紹介

【演者】

ベックマン・コールター株式会社
ライフサイエンス事業部
石田裕之

【要旨】

Beckman Coulter Life SciencesはLabcyteの買収を行い、既存のBiomekおよびオートメーションシステムに加え、Echo Acoustic Liquid Handlerとそのオートメーションシステムソリューションにより、より一層のリキッドハンドリングおよびラボラトリーオートメーションのテクノロジーとアプリケーションの成長と革新を加速させてまいります。

その第一弾として、今回はEchoから分注可能なAcoustic Tube、Acoustic Tube対応のEcho655Tと新開発のEcho用オートメーションAccess SRS/DRSからなる化合物管理に特化したシステムの紹介をさせていただきます。