第10回スクリーニング学研究会は終了致しました。
多数のご参加ありがとうございました。

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ワークショップ名

創薬を推進するための効果的な産学連携ーアカデミアからの話題提供
Academic-industrial collaboration for effective drug discovery

 

ファシリテーター

高子 徹 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
Tohru Takashi Japan Agency for Medical Research and Development

笹又 美穂 アステラス製薬株式会社
Miho Sasamata Astellas Pharma Inc.

 

対象者

参加可能人数25名

より良い産学連携を志向する人、日本の創薬を議論したい人

 

要旨

初期創薬に対する内外の環境が劇的に変化していく中で、前向きで積極的な対応を取る必要があると考えられる。
本WSでは、アカデミアと企業の連携による創薬を効果的に推進するために、アカデミアからの話題提供、参考資料及びアンケートに基づき、現状の把握、課題の整理、将来像を議論したい。

話題提供
井上 純一郎先生(東京大学医科学研究所)
酒井 敏行先生(京都府立医科大学)

参考資料:PMDA 部会報告「アカデミアと企業との連携による創薬を促進するための 課題と提言」 https://www.pmda.go.jp/files/000223399.pdf

 

話題提供者とその話題(タイトル、概要など)

井上 純一郎先生(東京大学医科学研究所)

タイトルアカデミアと企業のすれ違い

要旨PMDA科学委員会の専門部会で、「アカデミア創薬のボトルネック」について議論した内容に沿って話題提供したい。創薬の一連プロセスにおいて、複数のボトルネックがある中で、創薬の素人である基礎研究者が、シーズ候補の選定から創薬の方向性や戦略について悩み、企業の助けを喉から手が出るほど欲している「比較的早い段階に存在するボトルネック」についてお話しする。語弊がある言い方かもしれないが、薬を開発することで利潤を得て初めて成立する企業と、学問を好奇心から追求してきたアカデミアとのすれ違いは、水と油の違いに例えても言い過ぎではなく、うまく混ざるための界面活性化剤のような対策が必要である。
 

酒井 敏行先生(京都府立医科大学)

タイトルアカデミアと企業の相互理解の難しさ

要旨 産学連携研究を長年行ってきて感じることは、企業とアカデミア双方の考え方に相当な隔たりがあることである。実際、多くの関係者に話を聴くと、種々のトラブルがおきているようである。企業は、専門家がいないアカデミアといえども、企業の利益に直結する契約においては、他の企業を相手にするのと同様に、戦略的に対応する。アカデミアは、企業は知財や契約に疎い研究者に対して、公正に暖かく接してくれると信じて、往々にして後で大きなトラブルになる。そもそも、双方が、互いの信頼関係を損なうことなく、日本発の画期的新薬を創製していくという大前提に立ち返れば、このようなトラブルはあるはずもない。そのためには、「互いが相手の立場をよく知り、思いやる」ということが、実は何にもまして重要なのである。