ご挨拶

 

一般社団法人 スクリーニング学研究会 代表理事
笹又美穂
 

第15回スクリーニング学研究会の開催に際し、ご挨拶を申し上げます。
 

今年度のスクリーニング学研究会は、タワーホール船堀で開催致します。

本研究会は、通常の学会とは異なり、各参加者が抱える個々の課題や問題に焦点を当て、様々な情報交換と建設的なディスカッションが行えるWorkshop(WS)やSpecial Interest Group(SIG)が大きな特長となっています。WSやSIGのファシリテータの方々は、円滑な進行に向けて熟考された計画を進めており、企業様や研究者の皆様と協力して準備を進めております。

全体講演では、天然物創薬や抗体をテーマに、「血栓溶解促進物質の探索・SMTPの発見と脳梗塞治療薬開発を振り返って」(株式会社ティムス・東京農工大学 蓮見恵司先生)、「サメから創る最小抗体VNAR」(愛媛大学プロテオサイエンスセンター 竹田浩之先生)の演題を予定しております。ぜひともご参加いただき、ご聴講いただければ幸いです。

今回は、37社の展示ブース、12社の企業セミナーをご用意しております。また、昨年は、ポスター会場に多くの方々にご参加いただきましたので、今年も企業の方々によるポスター発表の場を予定しております。
 

研究会後は、懇親会を予定しております。昨年度はコロナ禍の影響で久しぶりに実現した懇親会であったため、無料でご参加いただきましたが、今年度はこれまで通り参加費として一部ご負担いただくことになります。ポスターやWSで話しきれなかった内容など、交流の場として皆様に楽しんでいただければと思います。
 

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

スクリーニング学研究会年会では、機密に触れない、または差し障りのない範囲内で可能な限りの活発なディスカッションを行い、それぞれの研究に活かしていただきたく思います。そのため、本研究会では議論を活発にするために『チャタムハウスルール』※を適応いたします。
 

※ 『チャタムハウスルール』とは、当該会議で得られた情報を利用することはできるが、その情報の発言者やその他の参加者の身元および所属に関して秘匿する(明示的にも黙示的にも明らかにしない)義務を負うというルールです。