2017/5/8 スクリーニング学研究会 事務局

開催趣旨

 創薬研究において、質量分析は、低分子化合物の動態研究、代謝物探索等に主に活用されてきましたが、近年、ハイスループット化により、蛍光などの従来法では検出が難しいアッセイを、質量分析により実施することが可能になってきました。

 本チュートリアルは、「質量分析によるハイスループットスクリーニング」と題し、各企業の皆様に講師としてご参加頂き、各社の機器の特性をご紹介していただくとともに、各ユーザー様により、検討事例をご発表していただくという構成に致しました。

 半日で、各質量分析機器の特性を聴講できる機会は、めったにないことですので、質量分析における測定時間の短縮、スクリーニングに質量分析の手法を導入することをご検討の研究者の方々など、多くのご参加をお待ちしております。

テーマ 「質量分析によるハイスループットスクリーニング」
主催 スクリーニング学研究会
共催 東京大学創薬機構
日時 2017年6月8日(木) 13:00−19:30
場所 東京大学薬学部本館 1階西講義室
(http://www.ddi.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/themes/ddi/doc/W1_access_map.pdf
プログラム
13:00  ご挨拶
スクリーニング学研究会 (東京大学創薬機構) 岡部隆義
13:05 イントロダクション -質量分析の基礎と HTS への適用について-
ブルカー・ダルトニクス株式会社 瀧浪 欣彦
13:30 RapidFire MS システム
アジレント・テクノロジー株式会社 軸丸 裕介
14:10 RapidFire MS技術を用いたHTS
武田薬品工業株式会社 松本 真一
14:30 LDTD-MSを用いたHTS手法のご紹介
株式会社エービー・サイエックス 小梶 哲雄
15:00 Echo-LDTD-MSによる生体分子のHTS
アステラス製薬株式会社 生田目 一寿
15:30 休憩
15:45 MALDI-TOF MS による HTS ソリューション
ブルカー・ダルトニクス株式会社 瀧浪 欣彦
16:15 シオノギにおけるMALDI-TOF MSを利用した創薬スクリーニング
塩野義製薬株式会社 榎本 興二
16:45 Acoustic MS AstraZeneca開発の現状
Labcyte Iris Yun-Ju Chen
17:05 全体質疑
17:30  懇親会 (19:30 終了予定)
参加費 講習及び懇親会の参加費は無料
参加資格 大学、製薬会社、公的研究機関で研究に従事されている方
※1社で複数の方々から申込みがある場合調整させて頂くことがあります。
定員 50名(定員になり次第締め切ります。)
参加方法&連絡先 氏名、所属、連絡先(E-mailアドレス)を明記の上、下記までお申込みください。
スクリーニング学研究会事務局  櫻井 健吾
(kengo.sakurai◎gr.tsubakimoto.co.jp)◎をアットマークに替えてください。