開催趣旨/代表挨拶

2015年8月吉日

スクリーニング学研究会代表幹事
新井好史

スクリーニング学研究会の開催は、本年で第6回を迎えることになりました。2010年に研究会を立ち上げて以来、これまで順調に拡充・拡大して、昨年の第5回研究会では参加者400名を越える研究会にまで成長いたしました。第6回となる今回、改めて、幹事一同気を引き締めて臨んでおります。

ご存知のように、スクリーニング学研究会は、スクリーニングまたはその周辺領域での研究に携わる研究者が、産官学問わずに、それぞれの立場での情報提供や情報交換を通じて、この分野の発展に寄与することを目的としております。

そのため、講演会のみならず、WS(WorkShop)と称して、特定のテーマ毎に、深いディスカッションをするための時間を設けていることが大きな特徴になっております。今年も昨年同様に13のWSを設けました。スクリーニングに直接関係するテーマから、スクリーニングの考え方や産官学の連携という幅広いテーマを含んでおりますが、そのいずれもが、より良いスクリーニングを実施して社会に貢献するために、考慮すべき視点であろうと設定したものです。

WSでは、原則30名以内の参加者で、あくまでも差し障りのない範囲での情報交換や意見交換など活発なディスカッションを行い、それぞれの研究に生かしていただきたく思います。議論を活発にするために、研究会としては、『チャタムハウスルール』を適応いたします。

『チャタムハウスルール』とは、当該会議で得られた情報を利用することはできるが、その情報の発言者やその他の参加者の身元および所属に関して秘匿する(明示的にも黙示的にも明かにしない)義務を負うというルールです。

また、ベンダー様のWSへの参加も、そうした意味で、研究・アプリケーションに携わり十分な意見交換が出来る方を対象とするために、参加制限を設けております。何卒ご理解を頂きたくお願い申し上げます。

今回も多くの参加者をいただき、参加した皆様にとって、これまでにも増して得るところの大きい研究会であって欲しいと、研究会を代表してご挨拶申し上げます。

以上