研究会参加者の皆さんが、日々、化合物評価を通じて磨かれてきたピペッティングの技を存分に披露していただきたい!ということで、第5回に続き、ピペッティングコンテストを開催いたしました。コンテストは、初心者(384)、中級者(384 sv)、上級者(1536)に分かれて、希釈系列の作成を行っていただきました。
結果
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
---|---|---|---|
優勝 | 0.91865 | 0.99889 | 0.99957 |
準優勝 | 0.91539 | 0.99739 | 0.99859 |
今回、希釈系列の直線性では0.99889という素晴らしい数値も出ました。一方で、1536 plateの結果では、マニュアル分注の難しさとオートメーションの重要性も感じていただけたことと思います。通常ではマニュアル分注などしない1536Plateへの挑戦でコンテストを盛り上げて頂き、有難うございました。多くの観戦者に囲まれてのプレッシャーの中ではなかなか普段の実力が発揮できなかったかもしれません。司会、進行につきましては、まだまだ反省の余地が大いにありますが、来年以降もスクリーニングにおける『匠の業』を競っていただけるような企画を考えていきたいと考えておりますのでどうぞ、温かい目で応援いただけたら幸いです。
なお、コンテスト開催にあたっては、BMG LABTECH JAPAN(測定、解析:CLARIOstar)、ベックマン・コールター㈱ (分注:Biomek FXP)、サーモフィッシャーサイエンティフィック㈱、キコーテック、㈱グライナー・ジャパン、コーニングインターナショナル㈱にご協力いたたきました(敬称略)。
ありがとうございました!
写真は、お手伝いいただいたスタッフの方たち
「やっべー、全部分注しちゃったよーの図」