進化するAlpha technology - マルチプレックスやエピジェネティクス創薬への挑戦

セミナーでは、下記2~3演題についてご紹介いたします。

1.1994年に開発されてから20年経過した2014年、Alpha technologyはさらにアプリケーションを広げようとしています。現在Alpha Technologyには2種類のアクセプタービーズがあり、それぞれRubreneベースの蛍光を持つAlphaScreenビーズと、Euキレートベースの蛍光スペクトルを持つAlphaLISAビーズです。2010年、Arcandらによってこれらの2種類のアクセプタービーズを用いたMultiplexアッセイが報告されました。そのコンセプトをベースに改良を加え、今回、Tbキレートベースの蛍光スペクトルを持つAlphaPlex 545ビーズを開発しました。このビーズを使ったDuplexアッセイについて、サイトカイン測定を例に、考えられえる可能性についてご紹介いたします。

2.エピジェネティクス関連修飾酵素は、近年ホットな創薬ターゲットです。パーキンエルマーはこれまで、数多くのヒストン修飾酵素を標的とした化合物スクリーニング試薬の開発に、いち早く取り組み販売を行ってまいりました。その中で、最近注目を集めている、ブロモドメインタンパク質等の「Reader」に対するアッセイ系構築の例や、新製品をご紹介いたします。

3.他、エピジェネティクス創薬関連でもう一演題予定