スクリーニング学研究会は、スクリーニングとその周辺に関連する「科学・技術」に携わる研究者を主体として、産学官問わず各々の所属する組織の枠組みを超えて、可能な限りの情報交換・意見交換を通じて、この分野の発展と同時にそれぞれの立場で社会に貢献することを目的とした研究会です。
今年度の「第4回スクリーニング学研究会」は、下記要領にて開催いたします。
日時: 2013年11月29日(金) 9:00-20:30
会場: 東京大学 伊藤謝恩ホール(本郷キャンパス)
(研究会参加費:無料、懇親会参加費:1,000円)
日時: 2013年11月29日(金)
09:00~受付開始 東京大学(本郷) 伊藤謝恩ホール
09:30~18:00 研究会[チュートリアルor倉庫見学・講演会・WorkShop(分科会・参加者討論形式)・ポスター発表・ランチョンセミナー]
18:15~20:30 懇親会(伊藤謝恩ホール内 多目的ホール・椿山荘)
会場: 伊藤謝恩ホール (東京大学・本郷キャンパス)
ポスター発表を募集いたします。(11月15日まで受付)
尚、ベンダー様におかれましては、研究会(講演会・WS)への参加のみとさせていただき、「懇親会・ランチョン・チュートリアル」への参加はご遠慮頂きたくお願い致します。
【プログラム】
(司会進行 内田実・妹尾千明)
■チュートリアル/見学会(倉庫、除湿庫&超音波分注装置) 9:30~10:30、会議室各室/見学
下記技術について、基本的なところから理解するためのセミナーです。
・TR-FRET(セティ・メディカルラボ)
「TR-FRET法その原理とスクリーニングへの応用」(講師:セティ・メディカルラボ 徳田千賀志様)
・SPR/ITC(GEヘルスケア)
「低分子化合物の測定でSPR/ITCをうまく活用するためには?留意点の理解と対策」(講師:GEヘルスケア 三谷知也様)
・化合物DB、データ処理(アクセルリス)
「世界における実験データマネージメントの最新動向~クラウド化」(講師:アクセルリス 安田誠様)
・法令規制化合物(パトコア)
「化合物法令管理の最新動向 ~ワークロードと不安をいかに軽減するか、海外製薬企業の取り組みも含めて~」(講師:パトコア 松本佳子様)
・化合物ライブラリー(ナミキ商事)
「商社からみた「化合物ライブラリ構築と活用」のヒント」(講師:ナミキ商事 宮木俊明様)
・フローサイトメーターHTS(ベイバイオサイエンス)
「ハイスループットフローサイトメトリー(HTFC)によるセルベーススクリーニングの原理と応用」(講師:ベイバイオサイエンス 河合文隆様)
・見学会(倉庫、除湿庫&超音波分注装置)
創薬オープンイノベーションセンターでは、研究基盤として公的な化合物ライブラリーを構築し、全国の研究者に化合物サンプルを提供しています。
こ こでは粉末の受付・保管及び粉末からの溶液化、溶液保管、化合物プレート作成等一連の作業を行うため、粉末・溶液自動倉庫・除湿庫並びに超音波分注器をは じめとする各種機器を設置しています。又、サンプルの登録から溶液化・プレート作成までを効率的に運用する情報システムを導入しています。
この見学会では、デモンストレーションによる各機器の動作もご覧頂けます
■開催宣言: 11:00 東京大学/岡部隆義
■はじめに: 11:00-11:10
ご挨拶 研究会代表/新井好史 「第4回研究会開催にあたって」
■全体講演A 11:10-12:00
・講演タイトル: 「疾患iPS細胞を用いた病態解析と創薬の試み」
京都大学iPS細胞研究所
臨床応用研究部門 疾患再現研究分野 准教授 斎藤 潤先生
■昼食(ランチョンセミナー有) 12:20~13:20、会議室各室
・セミナー1 --- 椿本チエイン
「超低温自動保管庫への取り組み」
(講師:椿本チエイン マテハン事業部 開発部 西井久雄様)
・セミナー2 --- パーキンエルマージャパン
「Phenotypic Screeningの現在」
(講師:株式会社パーキンエルマージャパン ライフサイエンス事業部 塩田 良様)
・セミナー3 --- Labcyte & キコーテック株式会社
「Echo525 liquid handlerのスクリーニングアッセイへの応用」
(講師:株式会社Labcyte 石田 裕之様)
・セミナー4 --- ベックマン・コールター&モレキュラーデバイス
「イオンチャネルスクリーニングを中心とした新技術と自動化について」
(講師:ベックマン・コールター(株)ライフサイエンス・テクニカルマーケティング統括部門 荻野 賢二様、
モレキュラーデバイス ジャパン株式会社 営業本部 樋口慎一朗様)
・セミナー5 --- アジレント・テクノロジー
「様々なスタイルやスケールの自動化ソリューションについて」
「新商品RapidFire365はHTSにどの様なメリットをもたらすか?」
(講師:自動化ソリューション プロダクトスペシャリスト 西潟雅之様、ライフサイエンス部門 マーケティング 前田斉嘉様)
・セミナー6 --- 浜松ホトニクス
「FDSSによる最新スクリーニング技術紹介 ①最新アプリケーション紹介 ②FDSSを用いた創薬スクリーニングの実際」
(講師:①浜松ホトニクス システム第一設計部 担当者様 ②ラクオリア創薬株式会社 執行役員 創薬研究担当 渡邉修造様)
■午後の連絡 (13:40~)
■全体講演B 13:45-14:35
・講演2 タイトル 「原末化合物管理システム」
小野薬品工業株式会社
化学研究統括部 医薬品化学研究部 第四研究室 第三グループヘッド 長尾 悠樹様
・講演3 タイトル 「第一三共RDノバーレにおける評価検体管理」
第一三共RDノバーレ株式会社
創薬基盤ユニット 生物評価研究部 HTSグループ 鈴木 友美様
■ポスターセッション 14:40~15:20
■WS(分科会TrackA~I・参加者討論形式) 15:30~17:15、会議室等各室
- ・Track A: 化合物ライブラリーの将来像 (司会進行: 塩野義製薬・辻下様、第一三共RDノバーレ 西村様)
- ・Track B: HTSデーター処理 -HTSとChemistry- (司会進行: JT・堀様、塩野義製薬・中井様)
- 事例紹介:「「Ligand Efficiencyを活用したヒット化合物選抜」 ~TopX方式だけでヒットを選んでいいの?~」
- ・Track C: 化合物管理Advance -変化への対応- (司会進行: アステラスリサーチテクノロジー・八尋様)
- ・Track D: 化合物管理Basic -どうすれば信頼性の高い化合物管理ができるのか?基礎編- (司会進行: 中外製薬・熊谷様、エーザイ・木村様、杏林製薬・高土居様)
- ・Track E: 細胞アッセイAdvance -HCS/HCAを中心に- (司会進行: 中外製薬・妹尾様、アステラス製薬・河邉様)
- ・Track F: 細胞アッセイBasic -キーポイントやトラブル対策- (司会進行: 塩野義製薬・武本様、第一三共RDノバーレ・村越様)
- ・Track G: iPS細胞 -iPS細胞の創薬への活用に向けて- (司会進行: 京大・太田先生、京大・斎藤先生)
- ・Track H: HT-ADMET Screening (司会進行: 中外医科学研究所・吉成様、アステラスリサーチテクノロジー・竹内様)
- ・Track I: オートメーションの基礎 -自動化システム- (司会進行: 大正製薬・内田様)
■ポスター賞発表 17:40~17:45
■閉会挨拶および懇親会案内 17:45-18:00 (椿本チエイン 春名様、事務局)
(アンケート回収)
■懇親会(懇親会費 1,000円、 研究会代表幹事名にて領収書を発行いたします)
18:15-20:30 伊藤謝恩ホール内 多目的ホール(椿山荘)にて
【参加登録方法】
下記の研究会ホームページよりご登録ください。尚、研究会参加費は無料です。
(恐れ入りますが、参加応募の状況によっては、会場の関係上、〆切前に制限させて頂くこともありえます。)
http://screening.web.wox.cc/
〆切:11月15日(金)に〆切致しました。
〆切後については、問い合わせフォームにて事務局までお問い合わせください。
■一般参加登録フォーム: 締め切りました(11月15日)
■ポスター発表申込(仮登録)フォーム:
http://poster.form.wox.cc/
■ベンダー様向け参加登録フォーム: 締め切りました(11月15日)
(ベンダー様の研究会参加は「全体講演・WS」の参加のみとさせて頂きます。
また会場の関係上、全体の参加状況によっては一部調整をお願いする可能性もございます。)
研究会幹事
新井好史[研究会代表]、内田実(大正製薬)、岡部隆義(東京大学)、妹尾千明(中外製薬)、村越路子(第一三共RDノバーレ)
大会事務局
株式会社椿本チエイン 浜田幸宣
協賛
株式会社椿本チエイン