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SIG名

Biophysics(物理化学分析)

開催日時

2019年11月21日(木)14:30~17:30(3時間)

開催場所

タワーホール船堀 3階または4階会議室

世話人

渡邉 裕樹:田辺三菱製薬株式会社

長門石 暁:東京大学

渡部 勇人:大正製薬株式会社

開催目的と内容

創薬においてBiophysicsという分野は各種測定手法を用いた定量的な相互作用分析や、相互作用そのものを直接的に観察、可視化することにより様々な相互作用の理解に活用されている。SPR、ITC、DSF、NMR、X線結晶構造解析、MST、Affinity Selection-MS、クライオ電子顕微鏡といったようにBiophysicsの分野で取り扱う技術は年々拡大していることを感じる。創薬標的の枯渇が問題視されて久しいが、新たな創薬アプローチ、新たなモダリティによるブレークスルーが期待されており、 Biophysicsの拡大もその一助となるのではないかと期待している。

本SIGではBiophysicsを日常的に取り扱っている方々と以下のような内容について議論を行いたい。当日議論する内容は事前アンケート結果をもとに、参加者の興味を反映した内容とする。低分子はもちろん、その他のモダリティについても取り扱いたいと考えている。

  • Biophysicsの活用事例(成功事例)
    Biophysicsによって得られる固有のパラメータ(kinetics、 Thermodynamics、 Stoichiometry構造情報)の活かし方、活性にとらわれない「質」による化合物選抜、結合を指標とした化合物スクリーニング、材料蛋白質のアセスメント、など。
  • Biophysicsの強みが活かせるモダリティとは?
    Biophysicsによって得られる固有のパラメータと関係の深いモダリティ、など
  • Biophysicsを活用して狙うべき標的とは?
    活性を持たない蛋白質、Protein-Protein Interaction、核酸、など
  • Biophysicsを効果的に活用するスクリーニングフローとは?
    難標的に対するBiophysicsを用いたスクリーニング、コスト削減のためのBiophysics活用など

定員

30名

参加要件

以下のいずれかに当てはまる方

  • Biophysicsの実務経験が2年以上ある方
  • Biophysicsのデータを2年以上活用されている方(実務経験は問わない)
  • 標的に対して自分なりのスクリーニングフローを設定できる方
  • Biophysicsのさらなる活用拡大に関してアイデアのある方

ベンダー様の参加はアプリケーション担当の方に限り、各社1名までとさせて頂きます。 なおSIG参加者の構成上、ベンダー様の参加は5名までとし、アンケート記載内容を基に経験者を優先致します。

申込人数超過の場合の調整方針

原則、同じ組織からの参加者は2、3人程度に限定させて頂きます。
参加登録いただいても、アンケート結果をもとに議論への参加が難しいと思われる方には後日参加をご遠慮いただく可能性もあります。

 

本SIG用事前アンケートファイルダウンロード
SIG1_Biophysics_questionnaire.xlsx
(ダウンロードできない場合は、右クリックからダウンロードしてください)
事前アンケートの回答がSIG参加の必須要件です。
事前アンケートは各SIG紹介ページからダウンロード可能です。ダウンロード後、記入して参加登録時に登録フォームより添付してお送りください。なお事前アンケートは世話人にそのまま転送されます。